SwitchBotとは?
SwitchBot(スイッチボット)をご存じでしょうか?
持っている家電を、簡単にスマート家電に変身させるデバイスのメーカー(ブランド)です。
皆さんもテレビCMなどで、スマートスピーカーに「テレビをつけて」と話しかけたりしているのを見たことがあると思います。うちのテレビは古いし、安いし、そんなことは出来ないよね・・・と諦めている方もいるかもしれませんが、SwitchBotと組み合わせれば皆さんがお持ちのテレビもスマートテレビに早変わりします。
テレビだけでなく、エアコンやシーリングライトといった家電も、リモコンを学習させて自由自在に操ることができます。そんな便利な製品が1個数千円からで買い足せるんです。
古いシーリングライトはリモコンもついてないよ・・・って方は、指の代わりにボタンを押してくれるミニロボットのような製品もあります。さらに、ちょっと値は張りますがカーテンを開け閉めしてくれるロボットもあります。SwitchBotには他にも色々なラインナップがあります。
この記事では、数あるラインナップから初心者におすすめ商品と使い方を紹介します。
どのSwitchBot製品を買えば良いのか
最初の一台におすすめ「Hub Mini(ハブミニ)」
未来感のある生活を実現するには、スマートスピーカーとSwitchBot Hub Miniの組み合わせがオススメです。
Hub Miniは、テレビやシーリングライトのリモコンを覚えさせる学習リモコン機能と、SwitchBotシリーズの親機の役割を果たす製品です。スマートスピーカーは対応していればどれでも良いですが、我が家ではAmazon Echo(アレクサ)が大活躍してます。
Hub Miniは通常で3,980円程度、セールでは3500円~3000円位まで下がることもあります。この機能でこの値段は、個人的には破格の高コスパ製品と思います。
Hub miniで出来ること
- 複数の赤外線リモコンを一つにまとめるスマートリモコン
- スマホやApple Watch、スマートスピーカーなどからリモコン操作可能
- 無線LANに対応、SwitchBotシリーズの親機となってインターネット接続して外出先から操作可能
エンジニア目線でちょっと小難しい話を補足すると・・・
無線LANに対応した製品って実はすごく電力を消費するんです。最新スマホでもWiFiにつないでいると数日持たずバッテリーが切れてしまいます。今の技術でIoTシステムを家庭内で実現するには、1個1個は子機として省電力の通信技術(Bluetooth Low Enegyなど)でつながりながら、親機はWiFi(インターネット)につながりながら、コンセントにもつながるという構成が不可欠です。
一言でいうと、Mini HubのようなIoT親機はとても理にかなった製品なんです。親機を学習リモコン機能と組み合わせるアイデアは本当に素晴らしいと思います。付加価値がないと買ってもらえないですからね・・・苦笑
我が家では、リビングに1個(テレビ・エアコン・お掃除ロボット用)、書斎に1個(エアコン用)と、2個も購入してしまいました。
リモコンに対応していない家電には「SwitchBot(スイッチボット)」
我が家もはじめは、赤外線学習リモコンで「アレクサ、電気つけて(or 消して)」と設定していました。ところが、リモコンで消すと、次はリモコンでつけないと、壁のスイッチを押してもつかないんですよね。
(壁スイッチを素早く入・切することで、明るさが切り替わるシーリングライトもありますが、面倒です。)
アレクサに消してもらったり、壁のスイッチで消したり、人やその時その時で変えたくなるとうまく機能しないです。そんな理由で、苦労して構築した照明の音声操作システムは妻に却下されました・・・(当時は最初に紹介したHub Miniなんて便利なものもなく、Raspberry Piと赤外線リモコンでIoT環境を自作していました)
そこで考えたのは、声で操作するときもスイッチ操作にすれば良いのでは?という発想です。そんなときにSwitchBotが発売されたので即購入しました。
- 寝るときは「アレクサ、おやすみ!」でリビング・ダイニングの照明を消してもらう
- 照明をつけるときは壁スイッチで手で入れる
といった使い分けが実現できるので、状況に応じてスマートスピーカーを使いたいときだけ、アレクサにお願いすることができます。
我が家が高級ホテルのようになる「カーテン」
少し高価な製品ですがこちらのカーテンもオススメです。
目覚まし代わりに時間を決めて自動で開けたりといったこともできますが、スマートカーテンを実現するというよりは、ホテルのような自動で動くカーテンが我が家に来た!という嬉しさの方が大きかったです。
色々なカーテンの形状に合わせてラインナップが揃えられており、後付けで簡単に入れられるというのが魅力です。
カーテンを自動化すると心配になるのは、照明の時にも触れましたが、声やスマホで操作するのが面倒という心配がありましたが、取り付けてみると心配は杞憂でした。カーテンを手で少し開けたり閉めたりすると、センサーが検出して、続きをSwitchBot カーテンが開けてくれます。
たまに充電が必要なのと、開閉の位置設定がずれてくると再設定をしないといけないこともありますが、我が家ではそれ以上に日々の便利さが勝っています。
まとめ
家をスマートにするIoTグッズ初心者には、SwitchBotシリーズの以下がおすすめです。
我が家のコンシェルジュのAmazon Echo (Alexa)と共に、快適な生活を実現してくれています。
ぜひ、皆さんの家にも、導入してみてはいかがでしょうか。